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アルミ追肥機のご紹介

株式会社ハナオカのアルミ追肥機(ALT-01・ALT-02)は古くから伝統的な農業に対してそのスタイルを守りつつ、尚かつ作業負担の軽減を最優先に考えた、現代追肥の決定版商品です。

アルミ追肥機とは…の前に「追肥」とは?

アルミ追肥機とは…の前に「追肥」とは?

成長過程で、必要に応じて肥料を足してやることを「追肥(ついひ)」といいます。
長期にわたって育て、収穫する野菜には必要不可欠な作業で、その目的は、足りなくなった栄養素を補給するためです。

追肥に使う肥料は、即効性のある無機質肥料を使います。
株元に肥料を与えてしまいがちですが、根が養分を吸い取る役目を果たしているので、無意味な上に、根への障害が出やすくなります。
根の伸びている先端を目安に追肥を行います。

1度目より2度目、2度目より3度目と、追肥の回数を重ねるごとに、株元より遠い位置に追肥をする必要があります。

追肥方法も色々あります。

追肥方法も色々あります。
  • 株と株の間にひとさじずつ振りまき、上から土をかけ、その後、雨で地中に染み込ませます。雨があまり降らないようなら、水を上からかけます。株間だけでなく株横から少し離れた所でもOK。
  • 株から一定の距離をおいた所に穴を作り肥料を差し込みます。その後穴を埋め戻します。
  • 中耕(固くなった土を軽く耕す作業)する際に肥料を差込みます。

その他にも作物に応じて色々な追肥方法があります。

追肥機の可能性

追肥機の可能性

古くからの農家の方は、追肥作業などから生じる腰痛によって身体的にかなり悩まされていました。

そこで株式会社ハナオカはこの身体的な負担を軽減できないものかと、全国の農家の方と一緒になって考えてきました。

まず、従来の追肥作業の中でも最も身体に負担のかかる穴肥追肥について考え、作業の効率化と負担軽減の可能性を第一としました。

  • 作業の軽減化
    本来ならまず肥料を土中に入れる前に、土中に穴を開け、その後、穴の中に肥料入れる作業(穴肥追肥)を1回で済ませられるか?
  • 負担軽減
    機具を用いる際に、その機具自体の重量や長さなどが老若男女使える用にできるか?
  • 各種肥料散布機との対応
    今まで散布機を使用されてきた方にも対応ができるのか?これによりどの位のコストカットもできるのか?

ハナオカが出した結論

ハナオカが出した結論

以上の3つの軽減課題を最優先に考えた上で、軽量化と耐久性で優れているアルミ部材を採用(一部、鉄を使用)しました。

設計に関しては、できるだけシンプルな構造に拘り、メンテナンスなども行いやすいようにしました。

また、施肥口から出る肥料の量も約25~50g(人間の手の平に収まる一回分の量)の調節ができるようにしました。

使用方法も簡単になっており、本機を土に差し込み、その後、引き金を握ることによって穴を開け、肥料が開いた土の中に入ります。

たったこれだけで同時に、しかも簡単に施肥が行えます。

そして、従来の散布機に接続できる方法として、接続部材も開発しました。
散布機で主に使用されているので多いのが、向井工業さんの「さんすけ」・みのる産業さん「ニューマイター」・ヤマト農磁さん「グリーンサンパー」などに対応しました。

向井工業さんの「さんすけ」対応部材⇒Aセット接続部材
みのる産業さん「ニューマイター」・ヤマト農磁さん「グリーンサンパー」対応部材⇒Bセット接続部材

散布機などに接続して施肥を行う際、無駄な肥料を使うことがなく、通常の散布機を使われるよりも、ピンポイントで施肥ができるということで、約3~5倍のコストカットを行えるのも実証しました。

また、従来の散布機をお持ちでないユーザーにも追肥ができるように市販の2リットルペットボトルを使用するペットボトルフレームも開発しました。

これらの部材は本体があれば、どれでも接続可能なのが魅力的です。

以上を踏まえ、あらゆる点で実用的に見れるのが、株式会社ハナオカの「アルミ追肥機 ALT-01」です。

2010年6月1日の農機新聞にアルミ追肥機(ALT-01)の紹介が掲載されました。

最後に追肥機を開発して…

最後に追肥機を開発して…

追肥というのは上記にも述べてある通り、作物を栽培する過程の中で必須作業です。

過去数年の中で、農業分野でも技術の進歩が私達消費者の手の届く所まで実感できるようになりました。

そんな時代の中で、当社の取り扱う範囲で、生産者の方のお役に立てるのは、大変喜ばしいことだと思います。

株式会社ハナオカは、農業分野を通して社会貢献ができることを光栄と胸に抱き、これからも生産者の方・消費者の方に満足いただけるような提供企業を展開できるように、邁進して参ります。